【2012年の支援活動について】
『バイオディーゼルアドベンチャー』と『グリーン アース キャラバン』では
本年も昨年に引き続き現場での支援活動を行っていきます。
支援に使うバイオディーゼルカー “バスコファイブ号”の燃料に使う燃料は
「廃てんぷら油から精製したバイオディーゼル燃料(BDF)」です。
詳細は下記になります。
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◎食とエネルギーの自給自足循環型のコミュニティづくり
◎被災地や休耕田に菜の花を植えて、地域のエネルギー循環と活性を目指す「菜の花大地復興プロジェクト」(5月に開花、7月頃に種収穫、9月末〜種まき)
2011年は地元の方と共に、被災農地などへ約1ヘクタール菜の花を植えました。本年はできる限り種を収穫し、油を絞り、それを販売し地元へお返しする予定です。
また「津波をかぶった自分の農地も、次回は菜の花を植えたい」「エネルギー自給について知りたい」という声を、すでに被災者から頂いています。
本年も引き続き地元の方々と共に菜の花を植えて、地域でできる循環型エネルギーのきっかけ作り、休耕田を活用した地域活性化への取り組みなど行っていきたいと思います。
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多くの仮設住宅は山間にあり、車などの移動手段をもたないお年寄りも多く居住しています。海岸部よりも冷え込みが厳しいうえ、外にも頻繁に出られず、体も動かさず、孤立していく、心が沈んでいく……と心も体も厳しい状態にあるお年寄りも多くいらっしゃいます。そこで、仮設住宅にて、音楽や絵画などのアート等を使った交流ワークショップ会(年齢問わず楽しめて、仮設住宅間やボランティア皆さんと交流を深めていくワークショップ)を実施していきます。
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今年も引き続き、楽器を被災したミュージシャンへお届けしていきます。同時に地元の方々が自ら立ち上がり主催するイベントなどへバックアップを行います。発電などの電力に、バイオディーゼル燃料での発電ができるよう、お手伝いをしていきます。
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保育園等の壁に壁画を描くアートセラピープロジェクトです。そもそもアート&セラピー色彩心理協会で、「世界子どもクレヨン基金」と連動し、被災者の方への支援の一環として、アートを通したメンタルケアを始めたのがきっかけです。現在はこちらでその流れを引き継ぎ壁画を一緒に描いてくれる方を探しています。
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今後もHP、ブログ、ツイッター、フェイスブック、毎日RT(毎週連載)、クリナップ(HP連載)などを通して、引き続き現場の生の模様を発信していきます。
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今こそ、「エネルギーの可能性」と「僕らに実行できること」を皆さんと共有していきたいと思います。未来を担う子どもたち、小中高大学校での講演や、その他イベントや様々な場所で交流をもちながら、意見を交換しながら、世界のエネルギー事情やどんな取り組みがされているのかをスライドトークさせて頂きます。子どもたちと「バイオディーゼル燃料作り実験」なども行いたいと思いますので、ご希望があればご相談ください。
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とくに上記の「自然・再生エネルギープロジェクト」は、根幹となる活動です。次世代へどんな地球を残していくのか、自然と共にどう生きていくのか。人類が岐路に立っている今、エネルギーに関して考え実行していくことは欠かせません。
しかし行政などの大々的な自然エネルギーへの取り組みは近頃話題にのぼりますが「地域単位で自分たちでエネルギーを作り出していくこと」「自分たちで楽しみながらできること」に関して知識を得たり実行するのはなかなか身近ではないのが現状です。
そこで今まで地球一周などで取材し調査してきた体験を活かしてなんとか実現したいと思っています。まずは被災地近くに拠点となる場所さがしから始めます。
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現在、活動資金は自分の講演料やグッズ販売金で運営をまかなっています。「一緒に支援できること」や「支援金のご協力」「支援グッズの購入」など呼びかけていますので、お問い合わせや申し込みは下記メールまで随時受付ていますので、お気軽にご連絡ください。
contact@biodieseladventure.com
僕らは3.11を忘れない。
みんなで一緒に歩んでいきましょう。
2012年のご支援をどうぞよろしくお願いします。
代表:山田周生