6/4 大槌町の復興祭り

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本日6/4は「やっぺし!! 大槌復興祭り」が開催されています。
場所:大槌中学校の校庭にて
「見て、食べて、飲んで」が揃うこのお祭り
地元で流されてしまったお店の皆さんを中心に、20店舗が出展。
会場は晴天のもと、ものすごい賑わいです。
ステージでは大槌高校吹奏楽部の演奏にはじまり、13の催しが予定されています。
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以前、楽器をお渡ししたバンド「ムーミンズ」の赤崎さんの姿も!ご実家の喫茶店も出店されていました(写真右)他に自転車屋さん、化粧品&メイク屋さん、食堂や物資配給など。
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会場と各避難所の間に、イベント側の用意した無料バスが走っているので、皆さんこうして集うことができています。子どもから大人まで、それぞれおしゃべりを楽しんでいました。

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6/4 活動リポート (1)—大槌町避難所—

【MEMO】
廃てんぷら油で走る”WVOやまの号”/本日のクルー……サチヨさん&ルイスさん。
本日は大槌町方面を走行中。今日も非常に暑く、帽子がない方は熱中症にも要注意です。
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【金沢小学校 避難所】
仮設が当たっても、1か月は入居できない
未だ続く体育館暮らしに扇風機などの暑さ対策急要

避難者…105名。
「大槌町では明日、仮設住宅800戸の抽選があり10日後から入居可能になります。しかし、無料支給の家電6点セット(冷蔵庫や炊飯器など)が揃わないため、鍵をもらっても入居を見合わせる人が多いのです。6点セットは手に入るまで1か月はかかる見込みです。生活するためには扇風機が必要です」とのこと。
公的な避難所への支援物資の中には、扇風機はありません。避難所となっている体育館は居住スペースとしては考えられておらず、通気も悪い。このような事態に公的な支援としての対応策は未だありません。健康と衛生上に、扇風機が必要とされています。
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【かみよ稲穂館】
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仮設が当たっても、支給家電が間に合わず
入居は1か月先の見込み

避難者…38世帯91名
明日仮設の大きな抽選があるが、家電が揃わないため入居は1ヶ月先。
しばらく動きがないだろう(金沢小と同様)。
「物も食事も困っておらず、野菜や果物も入る。栄養士チェックも悪くなかった。今の望みは、とにかく早く仮設に入りたい」
「支援は物資よりも、マッサージ、足湯、炊き出し、イベント希望、大歓迎。足湯はまごころネットが来てくれる(明日で3回目 )。加えて週2回まごころネットの炊き出し、1回弁当、他は自炊をしている」

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6/3 WVOやまの号とメンバー

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連日のクルー:サチヨさん&ルイスさん。
写真はルイスさんと廃てんぷら油で走る”やまの号”。毎日汗をかきながら(!)ひた走るやまの号に、サチヨさんが、新しいステッカーを作ってくれました。
沿岸被災地で見かけたら、お気軽に声をかけてくださいね。

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6/3 活動リポート(3)—三十刈・碁石公民館 —

【三十刈公民館】
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現在の避難者は8世帯15名(男性7名、女性8名)
—-仮設住宅・物資状況など現状
「一家族程度地元に残るが、大体は6月末には仮設に入る。物資も食料も問題なく届いていて、今は落ち着いている」
「夏物パジャマ(長袖)が欲しい、仮設に入ったら棚や家具が必要だが、近くのDIYでも売れきれ、リサイクル屋で探している状態。引き出し類も欲しい」
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【碁石公民館】
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避難者は8名、炊き出し必要人数33名
—-避難所での現状
担当者不在のため、避難されている女性の方にお話を伺った
「野菜や缶詰など物資はきちんと届くので、今は落ち着いている」
「仮設住宅へは、6月いっぱいでみんな移るだろう」
「1日おきに移動販売が来るが品物が限られている。盛岡や立根までいかないと店がないが、車も流された。 それでも自分たちで生活していかなければならないと思っている。早く仮設に入りたい」

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6/3 活動リポート(2)—大船渡 碁石コミセン —

【碁石コミュニティーセンター】
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こちらでは避難者20名、炊き出し必要人数は50名。
統括補佐をされている及川さんにお話を伺いました。
—-仮設住宅に関して
こちらの地区では仮設住宅に早く入ることよりも、
多少待っても近くに皆で入ることを優先しているという。

「地区内で43戸中被災していないのは3戸のみ。家族単位で離れて行った人、近くで在宅避難をしている人もいる。基本的に情報などは、そういった人も含め全員に行き渡るようにしている。物資についても在宅避難者に配りに行く事はできないが、取りにきてもらっている。地域がばらけてしまうと気持ちも離れてしまう」
「避難所暮らしになってより絆が深くなったと思います。衛生面での常識やルール、しつけなどにも、共同生活のルールが優先される。人の子はなかなかしかれないけれど、ここでは親の教育や責任もすべて見通せるんです」
—-物資などの現状
「どんな経済状況であれ、生活物資は自分で買わなければならないのは当たり前です。物資について困り事はなくなっているが、非日常的な物は支援に頼らなければなりません」
「野菜は不足していたが、今は定期的に入っている。貯蔵できるものが多く青物は少ない。 豆腐、油揚げなどの日配品が少ない。ラーメン、缶詰は十分にあります。食事は自主運営とボランティアによる炊き出しと混合して調理しています」
—-お届けしたモノ
「避難所に中学生の男の子で舞踊の名取がいるが、舞台用の着物を全部流されてしまった。それでもなんとか1着用立て、あちこちに慰問に行っている。そんな話を聞いて着物を送ってくれるという人が現れました。そのお婆ちゃんはミシンを使って仕事をしていた方なのですが、すべて流されてしまった。その子の着物や舞台衣装もすべて手作りだった。ミシンさえなんとかなれば……」
と、のことだったので、支援物資で用意していたミシンをお届けしました。
物資をご協力頂いた皆さん、ありがとうございます。

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